2005-10-19 第163回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
それで一つ、吉川座長にお聞きしたい。吉川座長、この二十という数字が歩き始めたのは、あなたが、去年の九月六日、プリオン調査会でもって、記者会見の質問の中で、二十カ月齢以下のケースは困難であると考えられるという部分を、結論部分から削除するのか本文からも削除するのかと言ったら、本文からも結論部分からも削除すると言っている。ところが、その後出てきた取りまとめで、本文の中から削除されなかった。
それで一つ、吉川座長にお聞きしたい。吉川座長、この二十という数字が歩き始めたのは、あなたが、去年の九月六日、プリオン調査会でもって、記者会見の質問の中で、二十カ月齢以下のケースは困難であると考えられるという部分を、結論部分から削除するのか本文からも削除するのかと言ったら、本文からも結論部分からも削除すると言っている。ところが、その後出てきた取りまとめで、本文の中から削除されなかった。
それはともあれ、一つ吉川座長に聞きたいのは、食品安全委員会の先生方にとって、今回いよいよ結論を出すときに来たという認識のようですが、その中で、SRMが完全に除去されていること、そして二十カ月齢以下の牛であること、それが大前提で、その上での結論になるのか。それとも、SRMの除去は非常にでたらめであるということ、月齢の判別もでたらめであるということを前提の上で判断するのか。
その場で、記者会見の中でもう一つ吉川座長に、これについては政府から、いわゆる官邸もしくは農水省、厚労省からそういう依頼があったのではないのか、そういう話がなされて、吉川座長は十秒ぐらい答え切れなかった。そして、それを受けて、事務局のだれか、これは事務局長であったかだれかわかりませんが、そんなことはありませんと答えた。そういう事実があったやに聞いているか、それは知らないか、それをお答えいただきたい。